はじめの挨拶

最近、カサつきやゴワつきが治まらない。そんなことありませんか？
それ、もしかすると更年期が原因かもしれません。
また、冬は肌にとって非常に過酷な時期で、1年で1番乾燥状態に陥りやすくなるため特に注意が必要です。

きらりと教室　カサつきやゴワつきの原因は更年期!?

◇更年女性はWでダメージ!? 大注意な冬の乾燥

なぜ更年女性は渇きやカサつき、ゴワつきに悩まされてしまうのでしょうか？
実は、これには女性ホルモンの減少が関係しているのです。
女性ホルモンはターンオーバーを促進したり、うるおい保持に関わるセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸の合成をしています。つまり、女性ホルモンが減少している更年女性は、体のうるおい不足と冬の乾燥によるWダメージで乾燥が加速してしまうのです。今回のきらりとは、そんな乾燥を乗り切るための食材や腸活運動、マッサージなどをご紹介します。

冬の乾燥対策！ うるおい成分とめぐりアップの腸活とマッサージ

乾燥に対する頼もしい味方であるビタミンとそれを多く含む食材を知ってカサカサ乾燥を乗り切りましょう！
さらに、腸活運動とお風呂で気軽に行えるマッサージでめぐりを促しうるおいアップ！

◇うるおいを生む食材と栄養～普段の食事にバランスよく取り入れましょう！～

■ビタミンB群
皮膚の健康を守るビタミンB2はレバー、納豆、卵、干し椎茸などに多く含まれています。特にレバーはビタミンAとタンパク質も豊富に含まれているため、乾燥肌対策に特に効果的です。

また、皮膚の健康維持を助けるビタミンB6は穀米、玄米、ヒレ肉、ささみ、赤身の魚、かぼちゃ、ブロッコリー、パプリカ、さつまいも、モロヘイヤ、バナナなどに多く含まれています。

そして、納豆には、タンパク質やビタミンB群、大豆イソフラボンなど、皮膚のうるおいを保つ ために必要な栄養素がギュッと詰まっています。特に大豆イソフラボンは、コラーゲンの生成を促す女性ホルモンに似た働きをするといわれています。

■ビタミンA
皮膚の健康をサポートするビタミンAはレバー、うなぎ、バター、にんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃ、しそ、スイカ、柑橘類などに多く含まれています。また、緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚の健康をサポートしてくれます。

■ビタミンC
抗酸化作用があり、コラーゲンの生成にも関係するビタミンCは青菜、ブロッコリー、パプリカ、赤ピーマン、キウイ、オレンジなどに多く含まれています。

■ビタミンE
アーモンドなどのナッツ類に含まれるビタミンEは、血行を促して肌の代謝を助けてくれます。糖質量が少ないため、ダイエット中の方にもおすすめです。

◇うるおいのための腸活運動

■おなかひねり体操
あまり知られていませんが、肌や髪などのうるおいには腸内細菌の働きが関係しています。
おなかひねり体操のやり方は、片手を上げ、身体を倒して「吸う・吐く」を10呼吸繰り返したら、身体を戻して逆側に倒し、同じように10呼吸。
下の手は床に近付けるようにまっすぐ伸ばし、身体は真横に倒しましょう。
倒すときは、腰骨から肋骨の間を広げるようなイメージで。

POINT

おなかを意識しましょう。姿勢が良くないとおなかは縮み込みますが、そのままひねってもあまり効果がないので、しっかりと伸ばしてからひねることを心掛けましょう。

◇お風呂でうるおいアップとリフトケア！

こわばった顔の凝りを解すことで血液やリンパの流れが促進され、うるおいアップや気になるたるみ、くすみ、小じわなどにも効果的に働いてくれます。ぜひ、今日から入浴中のながらタイムで「ほぐす・流す・押す！」を試してみてください！
※洗顔後のお肌に、お手持ちの乳液やスクワラン、ホホバ油などで行ってください。
※指の腹を使い、やさしく押さえるようにマッサージしてください。
※マッサージ後はかるくティッシュで押さえ、いつものお手入れを。

①
●あご先からフェイスラインに沿って耳下まで3回
●口角から耳の手前まで3回
●小鼻からこめかみまで3回

②
●顎裏からフェイスラインの内側を左右に3回
●首の左右を上から下に向かって流していきます。
●最後は胸の中心から左右へ流していきます。

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