月刊誌バックナンバー

きらりと KIRARITO  冬号

きらりと KIRARITO 冬号表

きらりと KIRARITO 冬号裏

はじめの挨拶

いつもエクノキュア・ヨルノキュアをご愛飲頂きまして、誠に有難うございます。
季刊で発行している『きらりと』も気が付けば冬号です。
昨年の今頃は、COVID-19が猛威を振るうなど全く想定しておりませんでした。
今年は、COVID-19に加えてインフルエンザも昨年と同程度発生すると厚労省も予測しているようです。私達は、うがい・手洗い・マスクと免疫力を高めるーといった出来る事でしっかりと対策を取ることが肝心かと思います。
そこで今号では、免疫を高める生活のコツとレシピをご紹介しております。
ご参考にして頂き、どうかこの冬も健やかにお過ごしください。
店長 増田将之

 

きらりと教室 冬号のテーマ「免疫力アップ」のためにできること

2月頃より流行している新型コロナウイルス。最近ではインフルエンザとの同時流行なんて話も出ています。そこで今回は『免疫力アップ』に関するお話です。

免疫とは?

免疫とは、体内に侵入した異物を攻撃し排除するために、体に備わっている防御システムのことです。免疫には2種類あります。

全身免疫

リンパや血液中の白血球の中にある免疫細胞による防御システム。元々備わっている「自然免疫」と感染経験やワクチンにより、免疫を記憶する「獲得免疫」があります。

粘膜免疫

腸管をはじめとした粘膜による防御システム。粘膜には、リンパ球の6~7割以上が分布しています。
それらは粘膜面を防御するだけでなく、免疫の司令塔としての役割を果たしているといわれています。
この働きには腸内細菌も大きく関わっているといわれており、腸内環境を整えることは「免疫力」にとって大変重要な要素の1つです。

 

免疫力アップの3つの鍵

その1「睡眠の質を高める」

質のよい睡眠は、リンパ球の増加や細胞の成長や修復、疲労の回復、自律神経を整えることにもつながります。

その2「体を冷やさない、温める」

体温が低いと免疫細胞の働きも弱まると言われています。体を動かすことで体温の上昇にもつながる他、自律神経バランスを整えたり、リンパ球を増やす力も高くなります。

その3「1日3食、バランスの良い食事を心がける」

善玉菌を増やすため発酵食品を食べる、不足しがちな栄養素を補給するために、おかずとなる副食の種類を一品増やす。野菜を増やし食事に彩りを加える。足りない栄養はサプリメントで補うなどを意識してみてください。

 

免疫力アップのツボ

中府(ちゅうふ)

鎖骨の両端から親指1本分下にあるツボ。
左右を1分間ずつ気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。

「肺」の働きを高めて免疫力をアップさせてくれるツボ。
東洋医学では「肺」がしっかり機能していると、病邪(病原菌など)を寄せ付けないと考えられています。

 

きらりとキッチン

カボチャのチカラで免疫力をUP!

今年の冬至は12月21日。かぼちゃを食べると風邪をひかないと古くから言われています。
かぼちゃに含まれるビタミンA・C・Eは、免疫力を高め、粘膜を丈夫にしてウイルスの侵入を防ぐ働きをします。さらに抗酸化作用を持ち、美容でも注目される成分です。
また、かぼちゃの種は南瓜仁(ナンカニン)という漢方として、咳を止める作用や水の偏在を治す作用があるそうです。
今年のクリスマスはステイホームで、体に優しい手作りケーキなどいかがでしょうか。

 

きらりと通信

コロナ、インフルエンザ…それと胃腸炎。感染症から身を守り、年末を有意義に!

急に気温が下がって、体調を崩していませんか?
年末で忙しくなってくる頃ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私は、11月・12月は仕事でやらなければならないことや家では大掃除などで、休みたくても休めない時期なので、気合を入れなおしています!(笑)

さて、ここから年末に向けて、感染性胃腸炎が1年で一番多くなる時期ですね。
各都道府県でも、感染症はデータが公表されています。
新型コロナウイルスでもだいたい1割弱ぐらいに、お腹の症状があるそうですが…。そうなると、話がややこしくなってしまいますね。

普通のおなかの不調なのか、流行の怖い病気なのか…。まず、新型コロナウイルス陽性の方と、濃厚接触をしていないなら、ふつうの感染症を想定しましょう。なにを食べましたか?
直近1週間分ぐらいの、食べたものを思い出してみましょう。
同じものを食べた人で、おなかの症状がある人いませんか?風邪による下痢でしょうか?ウイルスや細菌に感染すると嘔吐や下痢の症状が出てくるそうです。

家族、近しい人などの風邪、学校や職場での流行を調べてみましょう。こんなご時世です。ちょっとした病気が何だか難しくなってしまいましたね。困ったら、お医者さんに相談してみるのが一番安心ですね!

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