きらりと KIRARITO 初夏号
はじめの挨拶
新型コロナウィルスの感染拡大は、日常の生活パターンに大きな影響があるだけではなく、数多くの楽しみも奪われ、先行きの見えない不安からくるストレスも多く、
いつもとは違うお疲れが溜まっていらっしゃる事と存じます。
今号は、少しでもお疲れが取れるように願いを込めて、疲労のメカニズムと回復方法をご紹介しております。どうぞご一読ください。
M&Hラボでは、皆さまの健康にお役に立てるように、出来うる限りの感染拡大の防止対策を行いながら、安心して商品をお召し上がり頂けるように努めて参ります。
また、私達のホームページには「正しい手の洗い方」もご紹介しておりますので、ご参考になれば幸いです。
皆さまと皆さまの大切な人がご健康で過ごされることを願います。
店長 増田将之
きらりと教室 初夏のテーマ「疲労回復&免疫力UP」
楽しいGWが終わると、もう祝日のない5~6月。ジメジメや寒暖差でなにかと疲れを感じる季節です。
「疲労」の原因と対策に理解を深め、夏に向けて元気を補充しましょう!!
5~6月はなぜ疲労がたまりやすい?
疲労は「疲れ」とも表現され、「これ以上、運動や仕事などの作業を続けると体に害が及びますよ」という、人間の生体における警報のひとつ。
それ以上の活動を制限するサインとして働いています。
特に5~6月は、春からの環境の変化に気温や湿度の変化が重なり、ホルモンのバランスが乱れ、さらに自律神経を乱してしまうことによって、いつもより不眠・倦怠感・肉体的、精神的疲労を招きやすくなります。
疲れがたまると感染症にかかりやすくなってしまうので、早めのケアが大切です。
免疫力UPには疲労の回復がポイント!
疲労回復には、良質な睡眠をとることが最も効果的であるとされています。
また、夕食は眠る2~3時間前に済ませておき、就寝1~2時間前に、38~40度のぬるめの湯船で、みぞおちの辺りまでつかることが質の良い睡眠を招きます。
今回の「きらりとキッチン」は、疲労に効く食材と簡単レシピをご紹介しております。ぜひご一読ください。
また、人の免疫力の60~70%は腸にあると言われております。善玉菌を積極的にとり、腸内環境を整えることも意識しましょう。
疲労に効く4ヵ所のツボ押しでスッキリ!
◎手の甲・・・万能のツボ「合谷(ごうこく)」
【効果】
疲れ目や肩こりなどに効果的なツボです。またストレスによる自律神経の乱れを整え、気持ちを落ち着かせることができます。
【場所・押さえ方】
手の甲の、親指と人さし指の骨の交わったところからやや人さし指側のへこみ部分。逆手の親指で気持ちいいと感じる強さで強めに押します。両手を約30回程度、繰り返します。
◎太陽(たいよう)
【効果】
肩こりからくる「緊張性頭痛」の軽減に効果的。目の疲れやかすみ目などにも。
◎睛明(せいめい)
【効果】
眼精疲労やドライアイなど、長い時間、文字や細かいものを見る方におすすめです。
◎印堂(いんどう)
【効果】
自律神経と関連する経絡につながっています。ストレス続きの際、リラックスする時に。
【場所・押さえ方】
気持ちよく感じる程度の強さで5秒ずつ×3回ほど刺激します。目の周りの皮ふはデリケートなので、力を入れる、強く押す、こするなどはしないようにしましょう。
きらりとキッチン
ひとくちに「疲労」と言っても様々な疲れがありますよね。
アスパラガスには、栄養ドリンクにも含まれる「アスパラギン酸」、睡眠の質を高め、胃の
保護に作用する「メチルメチオニン」、毛細血管を強化し、だるいむくみを改善する「ルチン」などの栄養素が含まれ、疲労に対して様々なアプローチをしてくれます。
今回は、疲労回復食材をギュッと詰め込んだ彩り豊かなホイル焼きをご紹介いたします。