きらりと KIRARITO 春号
はじめの挨拶
ここ最近の健康に関する心配事といえば、アメリカではインフルエンザが猛威を振るっているようですが、やはりコロナウィルスでしょうか。
コロナウィルスにたいして確固たる治療薬がない以上、予防が鍵を握っていると考えます。
いずれにしても免疫が関わっており、ヒトが免疫をいかにコントロールするかは免疫が発見
される以前のはるか前より、健康の主要なテーマでした。
現代社会はより多くのアレルギー疾患やトラブルが増えており、花粉症もその一つです。
今号では花粉症に負けないレシピと生活習慣をご紹介しております。
ご一読いただき、心地よい春をお迎えください。 店長 増田将之
きらりと教室 春のテーマ「花粉症対策」
知っていますか? 花粉症皮膚炎について
花粉症というと、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどが知られていますが、最近では肌にも症状が出ることがわかってきています。これを花粉症皮膚炎といい、主に2月〜4月のスギ花粉の飛散量が多い時期に症状が出る人が多く、露出している首や顔を中心にかゆみや湿疹、肌の乾燥、ほのかな赤み、ヒリヒリした痛みなどの肌荒れ症状がみられます。
知っておきたい。花粉症皮膚炎の予防法
予防法① 花粉との接触をなるべく避ける
最も重要なのは、花粉と肌の接触を避ける事。
外出時は眼鏡・マスク・帽子などを着用し、帰宅時は衣服の花粉をよく払い落とし、なるべく早く洗顔か、シャワーを浴びて花粉を落としましょう。
予防法② 食事で内側からケアする
食事で免疫力を整えることも大切です。今回の「きらりとキッチン」は花粉症の症状緩和に役立つメニューです。ぜひ1度お試しください!
予防法③ ストレス発散や睡眠
免疫機能向上にはストレス発散や良質な睡眠も重要。
38~40℃くらいのぬるめの入浴は、体に付いた花粉を落とすだけでなく、リラックス効果や睡眠の質の向上が期待できます。
予防法④ 肌の保湿
乾燥は花粉症皮膚炎の大敵です!
保湿剤、加湿器を使用し、肌のバリア機能を守ることが重要。
特に敏感肌の方は、外からの刺激を受けやすくなっている状態なので花粉症皮膚炎にかかりやすくなっています。また、普段敏感肌でない人も、乾燥の厳しい冬を過ごした春先の肌はデリケートな状態なので、注意が必要です。洗顔は優しくおこない、見落としがちな首や耳までしっかりスキンケアしましょう。
乾燥に効く!? ツボ
◎場所
薬指の爪の生え際の脇、小指側にあるツボ
◎効能
ホルモンの分泌をコントロール、内分泌を促進し、体調を整える効果があり、更年期障害や集中力を保つことにも有効です。
血液循環が良くなり、肌を滑らかにするという女性のための強い味方になる特効のツボになります。月経時に起こるめまいにも効果的です。
きらりとキッチン
つらい花粉症の季節に負けない体をつくるには、栄養バランスの良い食事を心がけるのが一番です。
さらに、善玉菌や食物繊維は、腸内環境を整えることでからだの免疫機能を整え、花粉症の症状緩和に効果があるともいわれています。
今回は、善玉菌や食物繊維が豊富で、女性に嬉しい大豆イソフラボンまで摂れちゃう納豆を使ったスパゲッティをご紹介いたします。