つるかめ健康ニュース便 2017年12月号
つかもっちの健康1ポイント
■みなさんこんにちは。M&Hラボお客様担当のつかもっちです。
12月といえばクリスマス…ですが、予定のない私の楽しみといえば忘年会。
でもついつい飲みすぎてしまうことってありませんか?(私はしょっちゅうです…)
というわけで飲みすぎ、食べすぎへの対処法を調べました!
◆アミノ酸やビタミンB1の摂取 【飲みすぎ対処法】
肝臓の働きを助けるアミノ酸やアルコールが分解される際に消費されるビタミンB1を取ると良いみたいです。アミノ酸は魚・肉・ごはん、ビタミンB1は豚肉・うなぎ・たらこなどに多く含まれます。
◆消化を助ける食べ物を食べる。【食べ過ぎ対処法】
消化促進のクロロゲン酸を含むコーヒー。唾液の分泌が促され、消化の促進につながるガム。消化を助ける成分が入っているりんごやパイナップル。がおすすめです。
◎色々書きましたが一番の予防法は腹八分目で止めることですよね。皆様が2017年の年末をお腹は八分目、心は満たされて、良い年をお迎え出来ますように祈っております。来年もよろしくお願い申し上げます。
増田店長の菌紀行
いつもエクノキュアをご愛用頂き有難うございます。
M&ラボは、プロバイオティクス(善玉菌)をメインに、皆さまの健康に役立ちたいと願い立ち上げたショップです。
ですので、ショップ店員が日頃から考えることは菌の事ばかり。毎日、三度のお楽しみの食事も菌を中心に献立を考えています。幸いにも、日本は世界有数の発酵食品大国です。歴史的には奈良時代の瓜の塩漬けが最古の記録として残っており、古くから親しんできた様子が分かります。また最近巷では菌活ブームが来ているので、沢山の発酵食品と出会えます。この時期M&Hラボが注目する発酵食品は、時節柄何かとお世話になる鰹節です。
鰹節は、カツオが水揚げされ、形を整え、煮られ、骨抜きをし、いぶし等多くの工程を経て、カビつけという工程に入るそうですが、このカビつけが菌を使った発酵食品たるゆえんです。
使われるカビは学名Aspergillus glaucuやEurotium herbariorumなどが使われています。
このカビ(菌)は水が少なくても繁殖でき、タンパク質を分解して核酸系のイノシン酸・アミノ酸系のグルタミン酸を作ります。このカビ(菌)が作り出したイノシン酸・グルタミン酸が旨味のもとです。
年越しそばのお出汁に、おせちのお出汁に、鰹節の旨味を産み出す陰の主役にご苦労様と労ってあげてください。
薬剤師やまちゃんの漢方タイムズ
●おとそ(お屠蘇)は漢方の仲間です●
お正月にお酒を飲んで、うきうきとした状態を「おとそきぶん」と言いますね。
お屠蘇(おとそ)とは、数種類の生薬が入った「屠蘇散(とそさん)」を清酒や本みりんに一晩漬け込んで作る、お正月に飲む縁起物のお酒です。
屠蘇散の中身は、ものにより多少の違いはありますが、主に「白朮(ビャクジュツ)/オケラの根」「山椒(サンショウ)」「桔梗(キキョウ)」「肉桂(ニッケイ)・桂皮(ケイヒ)/シナモン」「防風(ボウフウ)」など、血行を促進して発汗を促し風邪を引きにくくしたり、胃腸を活発にする働きのある生薬が入っています。
年末にはティーパックに入った屠蘇散がスーパーや酒屋などにも売られていますので、来年のお正月には是非おうちで「おとそきぶん」を味わってはいかがでしょう。
また、お酒を飲めない方は、屠蘇散の袋を湯船に漬ける「屠蘇風呂」もおすすめです。体の芯からポカポカしますよ。